2026年4月27日月曜日

Vol.42 素材について(合わせの革 サドルプルアップ)

 



皆さんこんにちは


今回はコハクロコ コレクションの合わせの革についてです。

長らくプエブロを使用してきましたが今回は琥珀というイメージを踏襲したかったので

ある程度のツヤ感が欲しかった。そこで行き着いたのがこちら



サドルプルアップ(牛革)です!

ベルギーの名門タンナー、マシュア社(1873年創業)が手掛ける

タンニン鞣しの上質な牛革で美しい透明感が特徴の一つです。

見てください。コードバンと見まがうほどのツヤ感!そして透明感!!



そのくせコードバンに勝るとも劣らないタフな耐久性を誇り、

表面のトラ(しわ)や血筋からも見て取れるように野性味も満点。

キズなど気にせずガシガシ使用していただきたいおすすめの牛革の一つです。



そしてその名の由来となる特徴がもう一つ。

サドルはいわゆる鞍、馬具を意味し主にそれ用に作られた背景があります。

ですのでもともとは非常に繊維密度の高いカチカチで堅牢な革だったそうですが、

時代の流れに伴い油分をふんだんに含ませ柔軟性を増すことで

広い用途に使えるようにしていったそうです。

この革は曲げたり裏から指で押したりすると油分が繊維内を移動し、

圧をかけた部分の色が薄くなります。

これがいわゆる「プルアップ効果」と言われるもので

名前の由来となった最大の特徴になります。

折り目の部分の色がやや薄くなっているのがプルアップの証(暗い!)

最近は表面に顔料を少し乗せており、

プルアップ効果がはっきりとは見て取れなくなってきておりますが

油分はたっぷり含んでおり乾拭きだけで美しいツヤが出てきます。


今回残念ながら経年変化のサンプルがございませんが、その楽しみも含めて

お楽しみいただけますと幸いです。



では、今回はこの辺で。


管理人Y


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